治療法のご紹介

姿勢分析

座位・立位・理学的検査法などを通して姿勢分析を行い、触診により、痛みやシビレの原因を見つけ出します。

意識にのぼる症状がない方も、現在の姿勢を客観的に把握することで未病を防ぎ、より健康な身体へと向かってゆきます。

痛みやシビレなどの症状が現れている場所と、その原因となっている場所が同じではないことがあります。

このように離れた所に症状を引き起こすポイントを『トリガーポイント(引き金となる場所)』と言います。当室では症状の本当の原因であるトリガーポイントを正確に見つけ出し、治療します。

痛みやシビレの原因となる、筋膜上にできたトリガーポイントを伸ばし、整え、正常な形に戻します。

筋膜は体のゆがみにも大きく関わっています。原因となるトリガーポイントを鍼で刺激し、手技で理想の形に導きます。

筋膜とトリガーポイントについて

『筋膜』とは、コラーゲンを主成分とする膜状の組織です。ひとつひとつの筋肉はもちろん、頭・顔・体幹・手先・足先にいたるまで全身を包んでいます。筋肉を包み、骨と骨を結び付け、前後左右から身体を支えています。家に例えるなら、柱が骨格、壁や屋根が筋膜です。

筋膜には、痛みの受容器が存在します。症状の原因となるトリガーポイントができる場所でもあります。外傷を受けたり、同じ姿勢・動作を長く取り続けることにより、体の偏った場所にストレスが集中します。すると筋膜のコラーゲンが柔軟性を失い、癒着するのです。そこにトリガーポイントが発生します。

身体の一部分が癒着すると、バランスをとるために歪みが次々と全身へ広がってゆきます。最近の研究では、超音波などの画像でもトリガーポイントの存在が確認され、医師もトリガーポイント注射を取り入れています。

肩・頚・腰・骨盤・膝・手足の指etc・・・・・体の随所にある関節に、正常な「遊び」をつけ、滑らかな動きを取り戻します。